現在のように手軽にゲームの攻略情報を入手したり、動画などでクリア手順を確認できなかったファミコン全盛の時代。せっかく購入したゲームがどうしてもクリアできず、八方塞がりのまま攻略を諦めた経験のある方も多いことだろう。

 そこで今回は「クリアできなかった激ムズのファミコンソフト」に関するアンケート調査を実施。30代から40代のファミコン世代の男性200名を対象に「一番難しいと思ったファミコンソフト」の名前を挙げてもらった。

1位 たけしの挑戦状(タイトー)
2位 魔界村(カプコン)
3位 スペランカー(アイレム)

4位 ロックマン(カプコン)
5位 高橋名人の冒険島(ハドソン)
6位 ドルアーガの塔(ナムコ)
7位 トランスフォーマー コンボイの謎(タカラ)
8位 北斗の拳(東映動画)
9位 忍者ハットリくん(ハドソン)
10位 いっき(サンソフト)
10位 ソロモンの鍵(テクモ)
10位 カラテカ(ソフトプロ)

■3位「スペランカー」虚弱すぎる主人公が最大の障壁!?

 まず第3位(14%)にランクインしたのは、1985年発売の『スペランカー』(アイレム)。カセットについている発光ダイオードが特徴的な超有名なアクションゲームだ。

 このゲームは洞窟の中にあるアイテムを集めながら探索していくゲーム内容だが、ファミコン史上でも1、2を争うほど「死にやすい主人公」として有名。キャラクターの身長以下の小さな段差から飛び降りても即死するほどで、あまりの虚弱さゆえにゲームも難しいという印象を抱いている人が多いのかも。

 そんな『スペランカー』の名前を挙げた人で、やはり圧倒的に多かった理由は「すぐ死ぬ」というもの。ほかにも「死亡判定が厳しすぎ」(32歳・男性)、「操作性がイマイチで難しかった」(34歳・男性)、「死ぬ条件が分かりにくい」(44歳・男性)といった意見が寄せられている。

 たしかに『スペランカー』は主人公が死にやすいのは間違いないが、「絶対クリア不可能」と言えるほど理不尽な難しさではない気もする。やはり主人公の虚弱さがネタ的にクローズアップされたことで、難解なゲームという印象が強まっているのかもしれない。

■2位「魔界村」ステージ1に現れる“赤い悪魔”の恐怖

魔界村

 第2位(16.5%)に支持されたのは、1986年発売の『魔界村』(カプコン)。アーケードゲームからの移植作品だが、ファミコン版は「難しさが数段増した」と言われているソフトだ。

 このゲームは西洋ファンタジー風の世界観が特徴の横スクロールアクションゲームで、主人公の騎士アーサーが、悪魔サタンに連れ去られたプリンセスの救出に向かうという内容。敵の攻撃を一度食らうとアーサーの鎧が脱げ、パンツ一丁になった姿も印象深い。

 本作の最初の鬼門は、ステージ1の途中に出現する赤い悪魔「レッドアリーマー」の存在だろう。アーサーの攻撃が届かない上空をすばやく飛び回るうえに、遠くから弾を撃ったり急降下したりと、不規則な動きでプレイヤーを翻弄。ステージボスですらないレッドアリーマーの先に進めず、早々と『魔界村』に挫折した人も少なくないはずだ。

 そんな『魔界村』を選んだ人からは「レッドアリーマー強すぎ」(38歳・男性)、「1面の赤い敵(レッドアリーマー)に心を折られた」(45歳・男性)、「ステージ1すらクリアできなかった」(35歳・男性)、「すべてにおいて難しかった」(38歳・男性)といった声が多く、アクションゲームに自信があった人も打ちのめされた様子だった。

 ちなみにアーケード版をかなりやりこんだ自分も、ファミコン版の『魔界村』は別作品レベルに難しく感じた。その大きな理由としてファミコンのハード性能のせいで、キャラの動きがぎこちなくなったことや、アーケード版で必須テクニックだった“連射攻撃”が使えなくなったことなどが挙げられる。

■1位「たけしの挑戦状」攻略本なしのクリアは不可能!?

 そして第1位(21%)に輝いたのは、1986年に発売されたファミコンソフト『たけしの挑戦状』タイトー)。お笑い芸人のビートたけしが監修を務めたアクションゲームで、理不尽すぎる謎のオンパレードで一躍話題になった作品だ。

 一見普通の横スクロールアクションながら、どちらかというと正解ルートを目指すアドベンチャーゲーム的な要素が強め。しかもノーヒントでは絶対に分かるはずのない理不尽な謎が多数存在し、ゲームクリアを目指すには攻略本が必須レベルだった。

中でも重要アイテムの「宝の地図」を手に入れるため、リアル時間で「1時間操作をしないで待つ(選択肢によっては5分)」という前代未聞のクリア手順には驚いた人も多いはず。

 そんなわけで当時の大半の子どもたちはクリアそっちのけで通行人をひたすら殴ったり、パチンコ屋に行ってみたりと、自由度の高いハチャメチャな世界観を存分に楽しんでいた印象がある。

 この『たけしの挑戦状』を選んだ人からは「理不尽だらけで、どうしたらいいか分からない場面が多々あった」(39歳・男性)、「ゲーム内容が意味不明すぎた」(36歳・男性)、「あんな理不尽な攻略法は見たことがない」(30歳・男性)、「クリアは難しいっていうか無理だったけど何となく面白かった」(42歳・男性)、「攻略本なしに解けるわけがない」(49歳・男性)といったコメントが寄せられている。

ほかにも上位には『トランスフォーマー コンボイの謎』『いっき』を始め、ファミコンを代表する激ムズゲームの名前が挙がっていた。実際に大半の人がクリア不可能レベルのもの、攻略知識が必須なもの、頑張ればクリア可能なものなど、ゲームの難しさにはさまざまある。かつてあなたがクリアできなかったタイトルは今回のトップ10にランクインしていただろうか!?

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/

<以下反応>

たけしの挑戦状だと思ったら、たけしの挑戦状だった。安心した。

魔界村が一番難しかったなぁw

オレが小学校だった当時、たけしの挑戦状はバカ売れすると思いデパートで予約して買いに行ったが、予約して購入したのが俺だけだったのは秘密です

スペランカーは主人公が虚弱という印象だけで激ムズ扱いされがちだけど、虚弱っぷり理解するとゲームバランスは良い